睡眠に過度な期待をしない

歳をとるにつれて、睡眠時間は短くなっていきます。それを感じ始めたのは30代になった頃。徹夜ができなくなりました。40代になり、夜更かしすると次の日に残るようになり、睡眠の大事さが身に染みるようになりました。

ちょっと話がそれますが、自分のことを少し話します。

更年期が始まった頃、ちょうど仕事でトラブルがあり、辞めることになりました。最近流行りのハラスメントです。アルコールを飲んだ勢いで社長に色々言われてしまい、続けていけないと思いまして、次の日には辞めることを告げました。(キリがいいところまで仕事は続けました、2ヶ月ほど)

その日から、夜中や早朝に目が覚めるようになり、よく寝れなくなりました。日中はとても眠く、しばらく脱力とショックが続きました。更年期も始まったことだし、どちらのせいなのかよく分からず、しばらく過ごしました。日中もずっと眠いので、夜の寝つきは問題ありません。一年くらいが経ち、睡眠が安定してきました。中途覚醒が完全になくなったわけではないですが、だいぶ楽になりました。

人間、元気になってくると調子に乗るんですね…

お酒飲んだり、夜更かししたり…

きちんと寝れば疲れはとれる!と思っていたんですね…限界以上のことをやり続けてしまうと疲れがだんだん蓄積していきます。

睡眠もまた不安定になっていきました。

疲れてたくさん寝れても、次の日は早く起きてしまう、その次の日にはまた早く起きて、限界がきてたくさん寝ることを繰り返し、しまいにはたくさん寝れなくなりました。

疲れているのに寝れない、矛盾。

一度の睡眠で若いときのように全回復できるわけではない。

生活リズムを崩すと一晩で回復できる量も減る。

一度崩したリズムは戻りにくい。

少し崩れたと思ったら、すぐ体と相談する。

23時に布団に入る。

今まで睡眠について色々悩んで、このように自分なりに理解して、睡眠について前向きになれました。睡眠も気が大事だと思います。

寝る時間は7時間睡眠を目指した就寝時間です。

睡眠で悩んでる方の、少しでも力になれたら嬉しいです。